みなさん、こんにちは!沼田です。
教師になりたい!
「いや、でも待てよ。」
「教師ってどんな1日を過ごすんだ?」
こんな風にお悩みではありませんか。
今日は、そんな方に教師の生活1日の流れをご紹介します。
ここでは、ある日の教師の1日に絞ってご紹介しますよ。
1日の流れ
1 7:00~8:00 出勤から児童が登校するまで
朝の出勤時間は人によってそれぞれですが、私は7時に出勤することが多いです。この時間に出勤すると、余裕をもって1日を迎えられる感覚があります。
やることリスト
①出勤簿
②1日の流れの確認
③授業内容の確認
④連絡を黒板に記入
⑤その他の仕事
①出勤簿を押す
毎日、ここに印鑑を押します。ほとんどルーティーンですね!1日はここからはじまります。
この出勤簿を見て、事務の先生が様々に情報をまとめてくれています。
②1日の流れを確認する
さて、次は1日の流れを確認します。
教師の仕事はいろいろな仕事をこなす必要があるので、その意に何をするのか把握しましょう。
私は、このようなファイルで日程を管理しています。
スケジュールを確認しながら段取り良く仕事を終えて、早く帰れるようにがんばりましょう☺
③授業内容の確認
私の場合は、朝授業内容を確定することが多いです。
朝、最終確認をして授業に向かうと、授業の流れを頭に入れた状態で教室に向かうことができるからです。
④連絡帳を黒板に書く
明日の持ち物などを子どもが連絡帳に書きます。登校後にすぐ書けるように朝のうちに黒板に書いておくのがおススメです
ここまで準備をしておくと、1日ゆとりをもって、送ることができます。
2 8:00~8:20 児童が登校してから、朝学習まで
やることリスト
①明日の連絡を黒板に書く。
②提出された宿題を○付けしていく。
③子どもたちの日記にコメントをする。
①明日の連絡を黒板に書く
子どもたは学校に来て、連絡帳を書きます。
その内容を予め、黒板に書いておきます。
すると、子どもたちは登校後に自分で連絡帳を写して書いておくことができます。
今でしたら、事前にパワーポイントに作成して、それを写しておくのもありです!
これを準備しておくと、子どもたちは自分たちで連絡帳を書き、準備を進めていくことができます。
②提出された宿題に○付けをしていく。
一番のポイントはすぐに終わるものから取り掛かることです。
例えば、印を押して済むものや、コメントを記して返すものなどであります。
音読カードなどもそのうちの一つです。
このような仕事から取り掛かり始めて、すぐに終わらせてしまうと、効率よく仕事を進めていくことができるようになります。
3 8:20~8:40 朝学習
ここから先のお話は学校ごとに違うかもしれません。
参考にしてください。
埼玉県ではおよそ30分まで朝読書40分まで朝の活動(曜日によって違う)となっています。
この時間に○付けをしよう!連絡帳への記入をしよう!
そう、思いますよね。
しかし、この時間の過ごし方は違います。
結論から書くと、
子どもと一緒に本を読もう
ということです。
子どもたちが本を読むようになる一番の近道は、教師も一緒に読むことです。
他の仕事を進めたいところですが、この時間は子どもたちと一緒に読書をすることがおススメです。
4 8:40~8:50 朝の会
朝の会は、基本的に5~10分程度でできるといいです。
とにかく時間がない!!
日直がこのシートを見ながら、朝の会を進行していきます。
朝の会で最も大切なことは何でしょうか。
それは、大きな声で挨拶をすることです。
5 8:50~9:35 1時間目
朝の会が終わった後にすぐに1時間目はやってくきます。
授業で、物凄く大切なポイントが10個にまとめられている事をご存じですか。
→https://kyouinweb.com/2023/05/21/class/
(授業の原則10か条)
1時間目の授業では、子どもたちを巻き込んでいく授業を展開したいですね。
まだ、頭の働かない児童もいる中で、全員が熱中できる時間が一部分だけでもあるといいです。
子どもたちが熱中する授業にするためのポイントは次の本がおススメです。
①頭を働かせる授業
②「出来ない状態」から「出来る状態」にしていく授業
③ゲーム性のある授業
④自分で考え、自分で創り上げていく授業
⑤やることが明確ではっきりしている授業
(参考 熱中する授業には原則がある 著向山洋一)
6 9:40~10:25 2時間目
午前中は、主要科目(国語、算数、理科、社会、英語)を組み込んでおき、子どもたちが活動的である間に取り組んでおくことがおススメですね。
子どもたちも、授業に集中できるようになってくるころです。この時間帯は子どもたちに積極的に発言を求めたり、それぞれの意見、考え方を共有したりできるといいですね。
7 10:25~10:50 25分休み
この時間に最も大切なことはなんでしょうか。
そうです。
子どもと一緒に遊ぶことです。
子どもは例外なく、一緒に遊んでくれる先生が大好きです。外で遊ぶことが好きな子、教室で遊ぶのが好きな子、様々な子に合わせて沢山遊んであげるといいですね。
遊びの種類は沢山知っていると、いいですよね。
【遊びの種類について】
→https://land.toss-online.com/contents?q=%25E5%25A4%2596%25E9%2581%258A%25E3%2581%25B3&s=dd
子どもたちと思いっきり体を動かして遊んでくださいね!
8 10:50~11:35 3時間目
子どもたちは元気よく遊び、リフレッシュして帰ってきます。
時々、子ども同士喧嘩をしてしまったり、怪我をして帰ってきたりすることもあります。イレギュラーが起きやすい時間だと思って対応することが大切です。
ケンカ対応ではこうする
https://land.toss-online.com/lesson/l4CoUBtaa6rRUvxICGao
頭は、冴えています。リズムとテンポよく子供たちを巻き込んでいきましょう。
9 11:40~12:25 4時間目
給食前の一番疲れる時間です。
子どもたちは、廊下から香るいい匂いとお腹の減り具合からどんどんお腹を空かせていきます。一番の鬼門と言ってもいいかもしれません。
午前中も終わりを迎え、子どもたちも少しずつ疲れが見えてくるころもかもしれません。
10 12:25~13:00 給食
授業が終わると同時に、給食の準備がはじまります。テキパキと行動して、十分食事の時間を確保することが大切です。
給食でも、子どもたちに教えられることが沢山あります。
例えば、「咀嚼の大切さ」などを教えることもできます。
5分でできる授業案です。
https://land.toss-online.com/lesson/9KwT5vGEfoWU2r2iTHCJ
11 13:00~13:10 給食の片付け
給食の片付けの方法は多岐に渡ります。
素早く片付けを終え、沢山昼休みの時間を確保してあげましょう。
12 13:10~13:25 掃除
①清掃の時間に子どもが率先して取り組む方法
→率先垂範
掃除のやりかた、長谷川先生の書籍からの引用で書き写す。
13 13:25~13:45 昼休み
子どもたちと一緒に思いっきり遊びましょう。
14 13:45~14:30 5時間目
食後の授業は眠くなります。
これは、大人も同じですよね。(笑)
授業の中に沢山、活動の場面を入れて、体を動かせるようにしていきましょう。
15 14:35~15:20 6時間目
6時間目の授業では、子どもたちはほとんど疲れ切ってしまいます。
週末に近づく程、顕著に表れます。
出来る限り主要科目ではない教科で時間割を組む事ができると良いかもしれませんね。