はじめまして!naokiです。
私のホームページにお越しいただきありがとうございます。
この仕事を続けていくうちに教師という仕事の素晴らしさに気が付く事が出来ました。
教師という仕事は楽しいのです!
このことを一人でも多くの先生方、とりわけ若い先生方や教師を目指す学生さんと共有していきたいと考えています。
このページでは、教師である自分がなぜ、WEB上で発信をしているのかについて自己紹介とあわせてお伝えします。
ぜひ見ていただけると嬉しいです
基本情報
- 名前:naoki
- 性別:男性
- 出身:埼玉県さいたま市
- 好きな食べ物:寿司
- 趣味:山登り、サーフィン、スキー、スノボ、旅行
- 仕事:小学校教員
小学生時代:理想の先生との出会いとバスケ漬けの日々
「先生になりたい」と思ったのは、小学生のころです。担任の先生に憧れ、先生っていいなと思うようになりました。活発な性格で、家にいることはほとんどありませんでした。小学生のころから、ミニバスを初め、休日は朝から晩まで練習に明け暮れていました。毎日毎日シュート練習を続けていました。それが、楽しかったのです。
運命の担任との出会いは、この時でした。この先生を一言で表すならば、「熱血先生」です。
本気で子どもたちと向き合ってくれて本気で叱ってくれて、しかしいつも子どもに慕われている先生が大好きでした。そんな大人になりたいと願ったのは、この頃でした。
中学生時代:初めて現実と向き合う~教師に向いているのか~
中学生になってもバスケに明け暮れました。部活ではキャプテンを務め、県大会にも出場しました。相変わらず休みの日は朝から晩まで仲間とシュート練をしていました。しかし、やはりそれが楽しかったのです。頭はそれほど良くなかったのですが、勉強も取り組み、毎日のように友達と遊び、いわゆる青春真っ盛りでした。
そして、この頃になると少し自分自身の特徴に気が付き始めます。
①一つのことに真剣になりやすい
一回「やりたい!」と思うと、どこまでも突っ走ってしまう性格で、教師になるという夢を中学生になってもずっと追ってきました。
②勉強がそこまで好きではない
しかし、同時に次のことにも気が付きます。
「教師になりたい」と強く願っていたのですが、それは小学校の担任の先生のようになりたいからであって、勉強はそんなに好きではないということです。当時は、そんな自分を認めたくなくて勉強は好きなんだと思い込もうとしていた気がします。
しかし、この悩みは今後、どんどん大きくなっていくことになります。
高校生時代:忘れられない苦しみの日々~教師になりたいのか~
高校に進学するにあたって私は、2つの道で迷います。
①バスケ全国常連校(偏差値60)くらいの学校
②進学校(バスケは弱い)
私にとっては究極の選択でした。教師になる夢を追うのか、大好きなバスケをするのかを迫られたのです。
結局、当時の自分は②の進学校に行く道を選びます。
「教師になりたい」
そのためには、もっと勉強ができるようにならないといけない。
好きにならないといけない。
そう、感じていたのです。
しかし、本当の自分の気持ちには気が付いていました。
「バスケがしたいな・・・」
心の中では、バスケを思う存分やりたい自分が確かにいました。バスケがやりたくて、例えレギュラーになれなくても、思いっきりバスケがしたい、その思いが確かに自分の中にありました。その感情は押し殺すしかありませんでした。今でも、当時の判断が違えば全く違う人生になっていたのだろと想像します。
それから私は、苦しみの中3年間を過ごします。
進学校ゆえに、勉強が付いていけず赤点の日々となりました。どんなに一生懸命、何時間勉強しても理解できないのです。
周りの友人はスイスイと問題を解きます。
「やべえ全然勉強してないや」と、授業中爆睡しているのに100点、90点を連発します。
この時に初めての挫折を経験します。
やっぱり勉強が好きではない。俺、教師になりたいのかな?
当時、追い打ちをかけるように数学の教師に次のように言われたこともありました。
「あのな、この学校は入りたくても入れない奴がいるんだよ。お前らみたいな勉強もしない奴らがいるところじゃねんだ」
赤点の補修を受けていた時に受けた罵声です。自分の中で今にも爆発しそうな感情を必死に堪えました。
「今に見てろよ」と心に誓い、あれだけ大好きだったバスケ部をやめ、塾に通い始めました。
大好きなバスケをやめ、勉強の道を進みます。
「大学受験に合格するまで、絶対に笑わない。誰とも話さない。その分受かった時に、思いっきり笑ってやる」
この時に、自分の中に決めたルールでした。
しかし、やってもやっても結果は出ません。どんなに問題を解いても、どんなに講義を聞いても頭のいい人には敵わないのです。
結局、私は偏差値45の北海道の外れにある大学へ進学することになりました。
大学時代:解放!新しい出会いの数々~教師になるために~
1年以上人と話しをしなかった私にとって、新しい環境での人間関係づくりはとても苦しいものでした。人と、どう話していいのかわからなくなったのです。こんなことは初めてでした。想像以上に高校での経験は、私自身を大きく変えていました。
さて、暗い話はこのくらいにして、勿論楽しかったこともあります。結論、北海道は最高です!
大自然が好きな事と、よさこいが好きだったため、大学生活4年間の生活は充実していました。そこで得た体験や経験、仲間との時間は自分の中でかけがえのない大切なものとなりました。
僻地教育についても多く学び、単学級の学校や複式学級の学校など、ここでしか得られない経験をしました。北海道の伸び伸びした子どもたちから学ぶことは多く、また、教師になりたい気持ちが増しました。
※写真はイメージです。
よさこいにも熱中し、朝から晩まで練習をし続けたこともありました。130名の仲間たちと優勝を目指して、夜明けまで練習に明け暮れたくれていました。ただ夢中になって踊り続けていた日々は今でも忘れられません。仲間と一つの目標に向かって取り組む素晴らしさを、この時に学ぶことができました。
先生になるための練習も欠かしませんでした。月に一度、現場の先生に学ばせていただき、授業の仕方や学校での仕事について教えていただきました。「音読のさせ方」や「漢字の覚えさせ方」「指名の仕方」等一つ一つ丁寧に教えていただきました。いざ前に立つと、足が震えてしまい、授業どころではなかったことを覚えています。しかし、現場に立つ前に経験できたからこそ、今自分の力になっているのだと思います。
これから
子どもたちと未来を見つめ、夢を語り合う。
色々ありましたが、そんな子どもたちを励まし続けられる教師は何と素敵な仕事だろうかと今では感じます。
私たちがより良い教育が出来れば、子どもたちは幸せになり、結果的に日本も元気になる。
こんなにやりがいのある仕事はありません。
これまで、自分なりにより良い教師になるために努めてきたことは次のことです。
①毎日4時30起床 授業づくり
②放課後 NPOにて週1回以上の学習会に参加(事務仕事、企画の打ち合わせ会議も含む)
③毎週末 全国各地のセミナーに参加【昨年度は24都道府県 70回以上参加】
④新卒の先生向けの学習会を開催(NPO主催)【全14会場3.4.5月中心】
⑤無料学生支援(教採対策講座主催)フィジカル会場6か所 オンライン7.8月は毎日開催
⑥毎日授業検討会(オンライン)【次の日に学校で行うもの1日30分限定】
⑦若手教師の学習サークル作成【現在19名参加】
⑧毎日SNSにて、教師の魅力、出来事を発信する。
全国各地を周り、子どもたちに良い授業が出来るように、そしていいクラスを築いていけるように学び続けました。特に力が付いたのは、先生方を子役に見立てた模擬授業です。目の肥えた先生方を相手に授業をします。そして、その授業に対してコメントやアドバイスをいただきます。これを繰り返してきました。教育書は月に50冊近く購入することもありました。
しかし、学びながら徐々に感じ始めたことがありました。
「自分が学んでいるだけでは、ダメなのではないか」ということです。
もっと多くの若い先生と一緒に学ぶことができれば、間接的に多くの子どもたちのためになれる。
どのようにしたら多くの若い先生、学生さんに教師の魅力を知ってもらえるのだろうか、と考えるようになりました。
【教師の魅力を伝えたい!】
①人の多いところで声をかけてみよう
そう、考えたら行動は早かったです。今から2年前のことです。大学を回ったのですが、中々参加してくれる学生と出会えなかったので、駅前にも立ってみました。「一緒に学びませんか?」「もし、宜しければ学習会があります!!」と大声で笑顔で声掛けを続けました。
しかし、振り向いてくれる人はいません。小さなお子さんを連れたお母さんが「あんまり、お兄さんの方に行かないの」と言っていました。恥ずかしく、寂しく、でもがんばろう!と自分に言い聞かせました。
残念ながら誰にも振り向いてもらう事はできませんでしたが、これではいけないということがわかりました。
【教師になることを夢見る学生のサポート】
そこで、方法を変えました。教師を目指す学生の役に少しでも立ちたいと考え、企画しました。この活動を通して学生が一人でも学ぶことができれば、そこで得た学びはいつか子どもに還元されるのだと考えていました。間接的に多くの子のサポートができるんだと。
【2次試験対策もばっちり】
オンラインばかりでなく、対面での企画もしました。2次試験は面接や模擬授業が中心です。仲間の先生方と一緒に会を運営しました。教育学部の大学では、残念ながら実際の授業の仕方や、生徒指導について学ぶことはありません。教育理論ばかりなのです。ましてや現場の生の実践に触れられることはほとんどありません。そこで、現場の先生方と一緒に学生さんにより現場のことを知ってもらおうと考えました。
中には、緊張のあまり涙を浮かべる学生さんもいました。
「私、緊張しいでもう、だめかもしれません」と言います。
私たちは、「大丈夫だよ、一緒に頑張ろう!」と励まし、共に全力で取り組んできました。
夏休みの間は10回以上開催を続けてきました。
【個人面接練習もばっちり】
7.8月は毎日LINE上で個人面接の添削会を行いました。
1日中、このLINEが動き30名近くの学生さんの添削をしなくてはいけません。これは正直大変な面でした。しかし、できることはやろうと一緒に全力で取り組みました。
子どもたちにとって価値ある教師になりたいと強く信じて歩んできました。
このような活動も、いつかまだ見ぬ子どもたちのために間接的に役立っているのだと考えていました。
新卒から5年間、がむしゃらに学び、新たな学びの場を作ってきました。
一つでも良い情報を学んで子どもに還元したい、その一心だったように思います。
全国を回ったり、様々な学習会を開催する中で、貯金は全くなくなり、これまでクレジットカードを何度も止められてしまいました。
しかし、待遇の変わらないこの職で本気で学び続ける以上、この事は分かっていましたし、自分が学ぶことで子どもに還元できるのならば何も迷いはありませんでした。
しかし、この状態が正常だとは思えません。
学び続けているものが金銭的な問題を抱え、学ぶことを躊躇する。或いは自分の人生設計を変更せざる得ない。このような状況ではいけないと強く感じています。
今年、28になる私ですが、貯金はありません。この問題についてもこれからアプローチしていかなくてはいけないと思っています。
さて、話が反れました。
教師と言う仕事は学べば学ぶ程、
「楽しい」
「魅力的な仕事だ」
「もっと子どものために仕事がしたい」
「日本を元気にしたい」
そう思うようになります。自分に力量が付くと、その分子どもに還元することができます。その分私たちは幸せを感じるのだと思います。
しかし、いっぽうで教師という仕事の事実にも触れなくてはいけません。
仕事量の多さや、それらの複雑さから物凄く大変な一面もあります。
私自身も、何度
「自分は教師に向いてないんだ」
と思ったことか計り知れません。
何度悔し涙を流したか分かりません。
しかし、何度も記しますが、「教師という仕事は本来楽しく、やりがいがあります」。
これらの大変な一面が先行してしまい、本来の教師の魅力が伝わらない、子どもにとって価値を与えるべき私たちが疲れ切っている現状があるのではないかと考えます。
だから、一人でも多くの若い先生に教師の魅力を伝えたい、或いはこれから教師になる学生に魅力を伝えたい。そう、考えています。私のブログでは、新卒の先生方やこれから教師を目指すみなさんがより「教師って楽しい」を実感してもらえるような場を提供していきたいと考えています。みなさんと共に、学び一つでも多くのことができるようになって子どもの前に立つ。その先にはきっと素敵な教師生活が広がっていると思うのです。
「子供の成長は教師の成長に規定される」
私の大好きな言葉です。ぜひ、一緒に学びましょう。
補足
長くなりましたが、私は「教師は楽しい」を広げるために、これまでの活動をSNSでの発信してきました。
しかし発信を続けていく中でSNSは発信のノウハウを学ばなくては相手に正しく届かないという壁にぶつかりました。
どんなに投稿しても、届かないのでは意味がないことに気が付きました。
しかし、どうしてもこの魅力を届けたい。
現場の楽しさややりがいをもっと発信したい。
そのため、WEB上での発信の仕方や、SNSの活用方法、ノウハウを真剣に学びたいと考えるようになりました。
何度も悩みました。
そもそもいつ学ぶのかと。
そんなことをしている時間があるのか。
自問自答を繰り返しました。
様々に何度も考えなおしましたが、結論は変わりませんでした。
「教師の魅力を日本中に届けたい。今出来る人がやらなければ、その弊害は全て罪なき子どもたちに行き渡ってしまう。そんなことが良いわけがない。」
教師の魅力をSNSで発信し続け、日本中に届ける。
その上で学びのコミュニティを築くことができれば、必ず今よりよくなると、信じています。
一人でも多くの方にこのブログがお役に立てますように。