こんにちは!沼田です。
今日は、面接試験で大切なポイントを3つご紹介します。
この記事を読んで分かること
①どんな質問が出されるのか
②どのように答えたらよいのか
③どのような練習をしたらよいか
知ることができます。「教員採用試験 質問集」を調べると、
「えっ!!!こんなに覚えられないよ・・・」
そんな気持ちになりませんか。
しかし、もう大丈夫です。今日ご紹介する5つをぜひ、覚えてください。
書いた人
作成者: 沼田直樹
取り組んでいる事: 先生になりたい学生さんを、年間通してサポートしてます。 一人でも多くの学生さんに教師の魅力を知ってもらい、安心 して現場に立てる環境を作りたいと思い、活動しています。
目指す未来 学生、若手の先生が「教師って最高の仕事だ!」と思える未来
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1特に大事な質問集5
多くの質問項目の中でも出題傾向の高い質問、そうでない質問があります。面接練習に取り組む際には、良く出題される質問から練習しましょう。
1質問集5
早速、特に重要な質問5つをご紹介します。これらの質問に対して、まずは自分の考えをノートに書き出してみましょう。それぞれ具体的に考えていくといいですね。
①あなたの教育理念は何ですか?それはご自身の指導方法にどう影響しますか?
②個々の学習ニーズや多様な能力にどのように対応していきますか?
③ICTをどのように取り入れ、子どもたちの学習を向上させていきますか?
④チーム学校とは何ですか。また、チーム学校としてどのように取り組んでいきますか?
⑤保護者との関わりやコミュニケーションをどのように促進していきますか
他にも質問内容を知りたい方は、この記事の最後に掲載しているので、ご覧ください
25つの質問が選ばれた理由
1現在の教育現場は?
先ほどの質問項目をもう一度、見てください。これです。
①あなたの教育理念は何ですか?それはご自身の指導方法にどう影響しますか?
②個々の学習ニーズや多様な能力にどのように対応していきますか?
③ICTをどのように取り入れ、子どもたちの学習を向上させていきますか?
④チーム学校とは何ですか。また、チーム学校としてどのように取り組んでいきますか?
⑤保護者との関わりやコミュニケーションをどのように促進していきますか
これらの質問は、言い換えることができます。
①あなたの教育理念は何ですか?それはご自身の指導方法にどう影響しますか?
→教育観
②個々の学習ニーズや多様な能力にどのように対応していきますか?
→特別支援
③ICTをどのように取り入れ、子どもたちの学習を向上させていきますか?
→授業・学力
④チーム学校とは何ですか。また、チーム学校としてどのように取り組んでいきますか?
→人間関係
⑤保護者との関わりやコミュニケーションをどのように促進していきますか
→保護者対応
これらの質問はそれぞれテーマが異なることが分かります。
ここにご紹介した質問内容はそれぞれのテーマの中核となる内容になっています。
2質問の裏側にあるものは何か
では、なぜそのような質問をされるのでしょうか。
面接官は、意見を聞くために質問をするわけですが、その質問を考える時に何か質問したい背景があるからしているはずです。
例えば、教員採用試験の面接の場で
「好きな食べ物は何ですか?」
と聞かれても
「え?」
となりますよね。
その質問をするということは、何か関連した背景があるからしているのです。
3現在の教育現場と質問5
では、実際の現場はどのような課題があるのか、幾つかご紹介します。
1現在の教育現場について
現在の学校現場は、急速に変化し続けています。学校の環境子どもの実態、ICT機材の導入などです。
先ほどの質問項目にあった
③ICTをどのように取り入れ、子どもたちの学習を向上させていきますか?
を取り上げてみます。
2020年コロナ禍において、学校現場では大きな転換がありました。
「GIGAスクール構想の促進」です。簡単に言うと、もっとタブレット等デジタル機器を使っていこうということです。一人一台タブレットが行き渡るようになり、子どもたちはより効果的な学びを得られるようになっていきました。
現在、更に普及は加速し多くの子どもたちが授業中にタブレットを活用するようになりました。
現在の教育現場がどうなっているかを常に意識して質問の解答を考えましょう。
①ICTをどのように取り入れ、子どもたちの学習を向上させていきますか?と、質問が出る
↓
②その背景にGIGAスクール構想があり、現在も進められている。
↓
③面接官はこの質問で何を聞こうとしているのだろう?
その結果例えば、「知っているICTの使い方の話」をしても良いかもしれませんし、「情報リテラシーの話」をしても良いかもしれません。
常に現場と質問内容をリンクさせて考えることが大切です。
2自分の考えを固めて他の質問にも対応
ここまででお伝えしたように、現場で起きていることとリンクさせることが大切です。これらのことは、質問内容が変わってもおよそどの質問にも解答することができます。
例えば、
「ICTをどのように取り入れ、子どもたちの学習を向上させていきますか?」と聞かれ、
「ICTで子どもの意見を集約して、友達同士で意見を深められる活動を通して学力を付けます」
つまり、多くの友達の意見が一度に沢山見ることができるメリットを言いたいわけです。
これは、質問の内容が多少変わっても同じような内容で答えることができるはずです。
まずは、少量の質問の中で、自分の解答をしっかりと固めましょう。
4まとめ
冒頭にお話しをしたように、まずは少量の問題から、それぞれのテーマに合う自分の考えを固めてみてください。
あとは、その考え方を軸にして他の質問にも応用していけばいいのです。
ぜひ、面接練習頑張ってください!
その他の質問項目
①成功した授業経験はありますか?なぜ、その授業は成功したのだと思いますか。
②個々の学習ニーズや多様な能力にどのように対応していますか?
③教室経営のアプローチを説明し、どのように良い学習環境を作り出していますか?
④子どもたちの学習の進捗と理解度を測定するためにどのような評価方法を使いますか?
⑤子どもたちの批判的思考力や問題解決能力をどのように育てていますか?
⑥専門分野の最新の動向や教育実践にどのようにして常にアップデートしていますか?
⑦教室で問題が起きた時に、どのように対処することが効果的だと考えますか?